私達にとって欠かすことのできない水
私たちの身体の半分以上は”水分”で出来ています。
成人男性で体重の約60%、女性で約55%、
産まれたばかりの新生児になると80%が水分です。
私達人間の身体はほとんど”水”で出来ていると言っても
過言ではありませんね。
毎日飲んでいる水が
私達の身体を作っている、
私たちの細胞づくりの要になっている
のであれば、
やっぱり”良質な水を選んで飲みたい”
そのような想いから、
飲み水は気を付けて選ぶようにしています。
ただ、水(水分)って一日にどれくらい飲んだら良いのか、、、
また、どのような水を選んだら良いのか、、、など
疑問が多い部分を
改めてまとめてみたいと思います。
私たちは一日、どれくらいの水分を取ったらいいの?
人間の体重の半分以上が”水”であったとしても、
じゃあ、やみくもに水分を取ればいいの?
また、一日にどれくらいの水分が身体には必要なのか。。。
よく「1日の水分量は2.5リットルは飲みましょう。」
と耳にすることが多いのですが、、、
どうして2.5リットルなのでしょうか??
それは私たちの体内から排出している水分量に関係があります。
私たちは、生きているだけで1日あたり2500mlも水分を排出しています。
2500mlの内訳は以下です。
< 人間の1日当たりの水分排出量 >
・尿:1日の尿は1ℓ~2ℓ
・便:0.2ℓ
・汗や不感蒸泄:0.8ℓ
一日の水分排出量を補わないと、たちまち脱水症状に陥ってしまいます。
それは怖いですよね。
どんな水を飲んだらいいの?
私たちが住む日本は様々なところに水道があり、
レバーを動かせば、いつでも水が出てきます。
世界でも水道水が飲める国は
たったの13か国ほどしかないそうです。
日本は、恵まれた国なんですね。
ですが、最近は家庭に浄水器を持っていたり、
スーパーやコンビニにも”ミネラルウオーター”が
たくさん売られていますね。
水には「硬度」が存在します。
あまり、硬度を意識して市販のミネラルウォーターを購入する人は
いないかもしれませんが、
私は「水」を購入する前に必ず確認することは
この「硬度」です。
水の硬度とは、
水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量の違いです。
硬水・・・カルシウムとマグネシウムなどのミネラルの含有量が多い水
軟水・・・カルシウムとマグネシウムなどのミネラルの含有量が少ない水
日本は地形的に軟水が多く、
日本人の身体には軟水が適しています。
日本による基準では以下のように分けられています。
軟水 ・・・硬度100mg/L未満 飲みやすい、さらっとしている。
中硬水・・・硬度100mg/L~300mg/L未満
硬水 ・・・硬度300mg/L以上 重めの口当たり
やはり、口当たりがやさしく飲みやすい「軟水」の水をこれからも選んで、
質のいい水を飲む習慣をつけていきたいですね。
みなさんもこれから訪れる乾燥に向けて、「水」にこだわっていきませんか?